MEMO of misatokimura 木村美智のホームページ

MEMO











06/15 '12 ご無沙汰しております。

このMEMOに書こうと思いながら撮り貯めていた写真がたくさんあります。
今日は何もいいアイデアが浮かばず、何も進まない感じなので、このMEMOを書くことにしました。
けっこう前の写真もあるので、季節感無視です。



春の始めに母と日光へ行ってきました。

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東照宮の隣にある、二荒山神社。 
私はこの神社が大好きです。 何本もそびえる背の高い杉の木に囲まれ、しんとした空気に厳かなものを感じます。
パワースポットとして注目されるようになって、最近は賑わっています。


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日光金谷ホテルに一泊しました。それ自体が博物館のように、歴史のあるホテルです。
この時はクラシックメニューを出していて、明治39(1906)年に実際に出されていたお料理を元に
再現したメニューを頂くことができました。
これが、美味しかった。
西洋文化を取り入れ始めた頃の日本に想いを馳せて。



【古代神社】

4月の半ば頃に、横須賀の走水神社へ行きました。

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日本武尊、弟橘媛命を祭っている神社です。 
本殿からさらに上へと続く山道を登っていくと、オトタチバナヒメの歌碑があります。
その更に上には、小さめの真っ黒な石がぽつんと置かれた、古代神社が。
いつからここにあるのか、昔の人々がどのような思いでここを訪れたのか想像すると、
空気が密度を増すように感じました。

オトタチバナヒメが、ヤマトタケルノミコトを助けるべく海神の怒りを鎮めるために自分の身を投げ打った海が
そこに見えます。 
私が訪れた日は素晴らしいお天気で、ここが荒れ狂うとは考えられないような、穏やかで美しい海でした。





【春になりました】

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冬の日に子どもたちが雪だるまを作ったお庭は、春になってこんなに素敵になりました。





【藤子・F・不二雄ミュージアム】







04/02 '12 英語の勉強

イギリスに留学していたとはいえ、大して英語は話せないのですが、せっかく少しは身につけた英語を忘れないためと、
ボキャブラリーを増やすために毎日何か英語を勉強するようにしています。
今日聞いたpodcastの英語講座で、「今すぐに金を返せ!」と感情的にいう言い方を学びました。


もう四月ですね、はやいなあ









03/24 '12 駆け込み展覧会 その2

こちらはは会期残り一日のところで、安野光雅さんの展覧会を観に板橋区立美術館へ。
雨上がりだったのですが、美術館の前は紅白の梅が満開に咲いていて寒くても春の訪れを感じました。
安野さんの展覧会、私初めて行ったのです。
声が出ないほど精密で美しい原画たちでした。

ところで、こちらの美術館、いつもチケットが素敵なので載せます。

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こちらは今回の展覧会のもの。

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こちらは昨年のボローニャ国際絵本原画展のときのもの。
画像だとわかりづらいのですが、絵の部分が、切手のように切り取れるようになっています。
展覧会に来ていた御婦人が、受付の方に、「これは切手として使えるの?」と聞いていました。
残念ながら切手としては使えないのですが、こんな切手があったらステキですよねーと御婦人と話したかった。
話さなかったけれども。









03/23 '12 駆け込み展覧会 その1

会期残り二日のところで、八王子夢美術館での加藤久仁生さんの展覧会に行ってきました。
何十冊も広げられた小さいノートとスケッチブックには、アイデアスケッチがもう膨大に。
努力と溢れる才能をとにかく感じました。
愛用のパレットなども展示されていたのですが、パレットに残った絵の具がもうすでに加藤さんの色をしているんですね。

上映されていたアニメーションの「つみきのいえ」は、
前に観たこともあるし絵本も読んでいるのに、また目がうるんでしまった。
他にもアニメーションは「或る旅人の日記」と「情景」が上映されていていました。
新作の「情景」はいくつかの短編アニメーションで構成されているのですが、
絵の感じが少し変わっていて、内容もシュールで笑っちゃう感じ。好きでした。
とても面白かったです。

帰って図録を開いてみると、「つみきのいえ」のラフの豆本が挟まれていて、嬉しいおまけつき。

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03/19 '12 HUGO

先日、映画「ヒューゴの不思議な発明」を観ました。
一言で言うと、私、とても好きでした。
この映画の予告を見た時から、これは私の好きなタイプの夢溢れるファンタジーだわと思っていたのですが、
題名がなんとも安易につけられているように思い、なんとなく「チッ」と思っていたんですね。
結局観たのだけれど、色んな意味で面白かった。

先の読めないストーリーも面白かったし、主人公ヒューゴ役の少年の鋭い眼差しも美しかった。
ヒロインの女の子も可愛くて、服装も、素朴だけれどすっきりしたフランスらしいスタイルで、センスいいなという感じ。

あと、駅が主な舞台なのですが、そこが私が数年前にロンドンからユーロスターでパリに行った時に
降り立った北駅にそっくりで、きっとそこがモデルなんだなと思ったのです。
この映画の時代背景としては第一次世界大戦後のパリを舞台にしているのですが、その時代の駅が
今もさほど変わらぬ姿であるということが楽しいですよね。
ヨーロッパにはそういうところがいっぱいあって、タイムスリップの感覚があって楽しいですよね。

それから、舞台はパリ、お店の看板もフランス語で書かれているのに、人々は皆英語でしゃべってるのも面白い違和感でした。
色んな映画もそうだけど。
でも、今回、皆イギリス英語を話していたようです。「タンタンの冒険」を観た時もそうだったけれど、
英語圏でないヨーロッパの国のお話をハリウッドが映画にする時、イギリス英語を使うのですね。
そうすると、その国の言葉ではないにしろ、ヨーロッパ感が出るんですね。
日本人にはあまりピンと来ませんが。

そんな色んな視点も含めて、面白かったです。
一緒に観に行った人に、そんなことをぺちゃくちゃしゃべったのですが、石像のように無反応だったので、
私の独りよがりな感想なのかとは思いますが。

それにしても、この題名、原題は「HUGO」のようなのですが、そっちの方がシンプルで形良くていいなあ。
でも、子どもたちをターゲットにしたとき、この邦題のほうがいいのでしょうね。










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